ホームページはあるのに、問い合わせが来ない。そう感じたときに、すぐ作り直しを考える必要はありません。
この記事の結論です。まず「見られていない」のか、「見られているのに相談されない」のかを分ける。 原因が違えば、直すところも違います。文章の修正やフォームの不具合の修正で足りることもあります。
アクセス不足と 相談導線の 問題を 分ける
問い合わせまでの道のりを、5つの段階に分けて確かめます。これがこの記事の確認表です。上から順に見て、最初に数字が途切れるところが、まず調べる場所です。
| 段階 | 見る場所 | 確かめること | 途切れていたら疑うこと |
|---|---|---|---|
| 1. 検索に表示される | Google Search Console の表示回数と検索語句 | 自社のサービスに関係する語句で出ているか | 検索に登録されていない。ページの内容と語句が合っていない |
| 2. 訪問される | アクセス解析の訪問数、流入元 | 検索やSNS、紹介から人が来ているか | 検索結果のタイトルや説明が内容と合っていない。入口が少ない |
| 3. 相談ページへ進む | 問い合わせページの閲覧数 | サービス・料金のページから進んでいるか | 誰向けの何のサービスか伝わっていない。料金や実績が見つからない |
| 4. フォームを送る | フォームの開始と送信の数 | 入力を始めた人が送信まで終えているか | 入力項目が多い。エラーが出る。スマートフォンで打ちにくい |
| 5. 受付に届く | 受信メール、受付の台帳 | 送られた内容が担当者に届いているか | 通知の宛先の間違い。迷惑メールへの振り分け |
たとえば次のような場合です。これは説明用の架空の数字で、実際のサイトの実績ではありません。 また、良い・悪いの基準を示す数字でもありません。
| 段階 | 1か月の数 |
|---|---|
| 検索の表示 | 3,000回 |
| 訪問 | 120回 |
| 問い合わせページの閲覧 | 30回 |
| フォームの送信 | 0件 |
この場合、人は来ていて、問い合わせページも見られています。止まっているのは段階4です。作り直しより先に、自分でフォームを送ってみるのが近道です。
反対に、検索の表示がほとんど無いなら、フォームを直しても問い合わせは増えません。
誰向けの 何の サービスか 確認する
段階3で止まるときは、最初の画面を見直します。はじめて来た人が数秒で分かるかを、次の3つで確かめます。
- 誰に向けたサービスか(地域、業種、個人か法人か)
- 何を頼めるか(頼めないことも)
- 次に何をすればいいか(電話、フォーム、予約)
社内の人は内容を知っているので、気づきにくいところです。事業を知らない人に見てもらうと、つまずく場所が分かります。
価格・実績・条件で 不安を 減らす
聞いてみないと分からないことが多いと、相談をためらう人もいます。次のことが載っているかを確かめます。
| 不安 | 載せること |
|---|---|
| いくらかかるか | 料金の目安と決まり方 |
| 自分の場合に頼めるか | 対応している範囲、対象の地域や業種 |
| 任せて大丈夫か | 実績、経歴、事業者の情報 |
| 相談したら売り込まれないか | 相談の流れ、返事までの目安 |
実績が少ないときも、架空の実績や作ったお客さまの声を載せてはいけません。載せる内容の整え方は個人事業主のホームページに必要な内容は?にまとめています。
重要な条件を隠して送信数を増やしても、合わない相談が増えるだけです。件数だけでなく、相談の中身も見てください。
CTAと フォームを 実機で 確認する
相談ボタンとフォームは、自分のスマートフォンで試します。
- 相談ボタンが、スマートフォンの画面で押せる位置にある
- 電話のボタンを押すと電話がかかる
- フォームの入力項目が多すぎない
- 入力を間違えたとき、どこを直すかが分かり、入力した内容が消えない
- 同意の欄が分かりやすい
- 送信のあとに完了の表示が出る
- 受け取る人に通知が届く(試しに送ったものは、本物の問い合わせと分けて扱う)
通知が届いていなかったという原因なら、問い合わせはすでに来ていたことになります。最初に確かめる価値があります。
修正のあとの確かめ方はホームページ更新後の確認手順にまとめています。公開して間もないサイトなら、公開後30日の運用チェックリストも使えます。
不具合修正と 再制作の 判断
原因が分かったら、直す大きさを決めます。
| 状況 | 考える対応 |
|---|---|
| フォームの不具合、古い情報、リンク切れ | いまの制作会社への修正の依頼で足りることがある |
| 説明の不足、料金や実績のページがない | 文章とページの追加を相談する |
| スマートフォンで崩れる、自分たちで直せない、修正を頼める先がない | 作り直しや乗り換えを検討する |
| 検索に表示されない | 内容と検索語句を見直す。公開するだけで集客できるわけではない |
更新だけで困りごとが片づくなら、それがいちばん費用を抑えられます。更新の頼み方はホームページの更新代行を頼む前にに、部分的に直すか作り直すかの判断はリニューアル費用を抑えるには?にまとめています。乗り換えるときは、解約前の引き継ぎチェックリストを先に確かめてください。
webasy では、ほかの会社が作ったサイトの更新だけを引き受けることはしていません。詳しくは更新サポートの範囲をご覧ください。作り直して公開後の更新も任せたい場合は、お引き受けできます。制作したサイトは制作実績で見られます。
検索順位や問い合わせ数を保証することはできません。webasy で制作したサイトは、アクセスの数字を管理画面で確認できます。毎月の数字のまとめと改善のご提案は、アクセス解析レポート(オプション)でお引き受けしています。
相談時に 共有すると 役立つ情報
分かる範囲で構いません。
- いまのサイトのURL
- 困っていること(問い合わせが来ない、情報が古い、更新を頼めないなど)
- 上の確認表で途切れている段階
- いまの制作会社との契約の状況
- 希望の時期
パスワードや認証コードは、相談の本文に書かないでください。公開URLと困っていることを伺い、更新で足りるか、作り直しや乗り換えが要るかの確認事項を整理してお返しします。移行の作業まで無料でお引き受けするという意味ではありません。