飲食店ホームページの費用は何で変わる?メニュー・写真・予約導線の見積条件

webasy 編集部

飲食店のホームページの費用は、ページ数と更新の頼み方に加えて、写真の撮影・翻訳・予約の仕組みを制作会社に頼むかどうかで大きく変わります。メニュー・営業時間・アクセス・予約先を先に決め、撮影・翻訳・予約は別の費目として見積もりを取りましょう。依頼の前に埋める見積依頼シートを用意しました。

飲食店のホームページの見積もりを取ると、同じように見える依頼でも金額が大きく違うことがあります。違いの多くは、デザインの出来ではなく「何を見積もりに含めたか」から来ています。

この記事の結論です。まず、メニュー・営業時間・アクセス・予約先という来店の判断に必要な情報を優先して決める。そのうえで、写真の撮影・翻訳・予約の仕組みは、サイトの制作とは別の費目として見積もりを取る。 こうしておくと、見積もりどうしを同じ条件で比べられます。

この記事では、一般的な相場の金額は扱いません。相場として出回っている金額は、何が含まれているかがそろっていないことが多く、比べる材料にならないためです。代わりに、依頼の前に埋めておく見積依頼シートを載せています。

飲食店サイトで優先する情報

飲食店のサイトを見に来る人の多くは、行くかどうか、予約するかどうかを決めようとしています。その判断に要る情報が、最初に載せるべきものです。

  1. 営業時間・定休日 — 曜日ごとの時間、ラストオーダー、臨時休業
  2. メニューと価格 — コース・一品・飲み物。税込か税別か
  3. アクセス — 住所、最寄り駅からの道順、地図
  4. 予約の受け方 — 電話か、予約サービスのページか、予約なしで入れるか
  5. お店の様子 — 料理・店内の写真、席数、個室、支払い方法

どれも、お店の方がすでに知っている情報です。ここが決まっていれば、制作会社は「何ページ要るか」「どこに何を置くか」を見積もれます。逆に、ここが決まらないまま見積もりを取ると、制作会社ごとに想定が変わり、金額の差の理由が分からなくなります。

ページ数と更新頻度を決める

費用に効く2つ目の条件は、ページ数と、公開後にどれくらい直すかです。

ページ数は、メニューの量で決まることが多くなります。上の5つを1ページにまとめられるお店もあれば、コースの説明、飲み物、お店のこだわり、貸切の案内まで載せたいお店もあります。1ページで足りるか分けるかの考え方は、ホームページは1ページで十分?複数ページに分ける判断基準と構成例にまとめています。

更新頻度は、お店によって大きく違います。季節のメニュー、価格の改定、臨時休業のお知らせなど、飲食店には直す場面がいくつもあります。公開後の修正を「その都度見積もり」で頼むのか、「月額の中で何回まで」と決まっているのかで、1年あたりの費用が変わります。見積もりを比べるときは、公開後の修正の条件も並べてください。

写真撮影・翻訳・予約機能の費用を分ける

飲食店のサイトで金額の差が大きくなるのは、次の3つです。どれも「サイトを作る」とは別の作業なので、見積もりの中で別の行に分けてもらうのが比べるときのこつです。

写真の撮影

料理や店内の写真をプロに撮ってもらうかどうかで、費用は変わります。お手持ちの写真やスマートフォンで撮った写真を使う場合と、撮影を頼む場合では、見積もりの中身が違います。撮影を頼むなら、カット数、撮影の時間、料理を用意する手間(撮影の日に営業できるか)を確かめておきます。

翻訳・多言語対応

海外からのお客さまに向けて英語などのページを用意する場合、翻訳と、言語を切り替える仕組みの両方が要ります。翻訳を自分たちで用意するのか、制作会社に頼むのか。メニューが変わったときに、翻訳したページも一緒に直してもらえるのか。この2点で費用が変わります。

予約の仕組み

「サイトから予約できるようにしたい」という依頼は、2つに分かれます。

  • すでにある予約サービスやグルメサイトのページへつなぐ — サイトにはボタンを置くだけです。予約の管理は、その予約サービスの側で行います
  • 予約の仕組みそのものを作る — 空席の管理、予約の確定のメール、事前決済など。これはサイトの制作ではなく、システムの開発です

どちらを想定した見積もりかで、金額は大きく変わります。予約の電話をサイトの「電話する」ボタンで受けるだけで足りるお店もあります。

見積依頼シート(飲食店用)

制作会社に見積もりを頼む前に、次の表を埋めておくと、どの会社にも同じ条件で頼めます。決まっていない項目は「未定」で構いません。これがこの記事の見積依頼シートです。

項目書いておくこと費用への影響
載せる情報営業時間・定休日、メニューと価格、アクセス、予約の受け方、お店の様子のうち、どれを載せるかページ数が決まる
メニューの量コース・一品・飲み物のおおよその品数。季節で入れ替わるかページ数と更新の量が決まる
写真お手持ちの写真を使うか、撮影を頼むか。頼むならカット数撮影は別の費目
予約の受け方電話/予約サービス・グルメサイトのページ/予約なしで入れる/予約の仕組みを作りたい仕組みを作るならシステム開発
対応したい言語日本語だけか、英語などもか。翻訳は自分たちで用意するか翻訳と多言語の仕組みは別の費目
公開後の更新どれくらいの頻度で何を直すか(価格、季節のメニュー、臨時休業など)修正の条件で年間の費用が変わる
公開したい時期開店日・改装明けなど急ぐ場合は特急の費用がかかることがある
予算の考え方はじめにまとめて払うか、月々払うか契約の形が変わる

見積もりが届いたら、この表の項目ごとに「含まれているか・別料金か」を確かめてください。とくに撮影・翻訳・予約の3つは、含まれていないことに後で気づきやすい項目です。

webasy で、この条件をもとにお店のホームページの見積もりを相談する場合は、こちらからどうぞ。

お店のホームページ制作を相談する

1ページ/複数ページの構成例

webasy で制作して公開している飲食店のサイトから、公開ページで確かめられる作りを2つ紹介します(お店のご意見や、来店数などの成果は載せていません)。

鮨 たかよし(本厚木の鮨店) — お品書き、日本酒、お店のこだわり、アクセス、予約・お問い合わせなどをページに分け、日本語・英語・中国語の3言語で公開しています。予約はお電話とグルメサイトのお店のページで受け、問い合わせフォームは予約以外の用件に分けています。

cafebar hello tomorrow(六本木のバー) — メニュー・料金、楽しみ方、貸切、アクセスなどをページに分けています。トップの最初の画面に「電話する」「予約する」を置き、アクセスのページには地図アプリで開くボタンと「道に迷ったら電話」のボタンを並べています。

どちらも複数ページの例ですが、メニューの量が少なく予約を電話で受けるお店なら、1ページにまとめる構成もあります。その場合は、上から「営業時間・定休日 → メニューと価格 → 予約(電話のボタン) → アクセス(地図) → お店の様子」の順に並べると、来店の判断に要る情報が先に目に入ります。

ほかの業種も含めた制作例は制作実績で見られます。

公開後のメニュー変更をどう依頼するか

飲食店のサイトでよく想定される更新は、メニューと営業時間の変更です。頼むときは、次の3つを1通にまとめると、やり取りが減ります。

  • 何を — 変える品目と、新しい価格・内容(写真を替えるなら写真も)
  • どこを — メニューのページ、トップのお知らせなど
  • いつから — 価格の改定日、季節のメニューの切り替え日、臨時休業の期間

メニューを変えるときは、日本語のページだけでなく、外国語のページや画像の中に同じ価格が載っていないかも確かめます。どこを直すか、誰が確認するかを先に決めておくと、直し漏れが起きにくくなります。

対象先に決めておくこと
日本語のメニュー新しい品名・価格・提供期間
外国語のメニュー訳文を用意する人、内容を確認する人
メニューの画像画像の中の価格も直す必要があるか
予約の入口電話、いま使っている予約サービス、予約の仕組みを作るか
公開後の確認お店の側で確認する人と期限

予約サービスのページへつなぐボタンと、空席の管理や決済まで行う予約の仕組みは、別の作業です。問い合わせフォームを置いただけでは、予約は自動で確定しません。お店の実際の受け方に合わせて、サイトの説明をそろえておきます。外国語のページを用意するときの訳し方と、日本語を変えたときの直し方は飲食店ホームページの多言語化にまとめています。

webasy の場合、メニューの価格改定や営業時間の変更、写真の差し替えは、毎月8回までの修正として月額の中でお引き受けしています。1通にまとめたご依頼は、複数の箇所でも1回と数えます。くわしい数え方は更新サポートの範囲に載せています。

なお、日々の発信(今日のおすすめ、仕入れの話など)はSNSに任せ、サイトには「いつ見ても同じ答えであってほしい情報」を置く、という分担もあります。SNSとサイトの分け方は、飲食店はInstagramだけで十分?ホームページと役割を分ける考え方にまとめています。

飲食店向けの制作条件を相談する

webasy は月額制で、制作費はかかりません。はじめにかかるのは初期費用5,000円(税別)で、月額はページ数で決まります(1ページの BASIC が月額9,800円、2〜6ページの STANDARD が14,800円、7〜12ページの ADVANCE が19,800円。いずれも税別)。くわしくは料金と契約のきまりをご覧ください。

写真の撮影、翻訳・多言語対応、予約の仕組みの開発は月額に含まれないオプションで、別にお見積もりします。外部の予約ページへのボタンや電話のボタンを置くことは、月額に含まれます。飲食店の場合にどこまでが月額に含まれるかは、飲食店のホームページ制作に表でまとめています。

ご相談では、営業情報・メニュー・写真・予約先・対応したい言語を伺い、月額に含む範囲とオプションを分けてお返しします。上の見積依頼シートが埋まっていなくても構いません。

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(2026年10月25日 更新:公開後のメニュー変更の節に、外国語のページ・画像・予約の入口で確かめることの表を加えました。料金と月額に含む範囲は変えていません。)

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