ホームページを作るとき、「1ページで足りるのか、何ページか要るのか」で迷うことがあります。ページ数で料金が変わるサービスなら、なおさらです。
この記事の結論です。サービスの数ではなく、説明の量・料金の示し方・見に来る人の目的で決める。 説明が長くなる、料金の条件が増える、目的の違う人が来る。このどれかに当てはまるなら、内容を整理してページを分けることを考えます。当てはまらなければ、1ページで始めて構いません。同じ事業を、同じ情報のまま1ページと5ページで組んだ比較を置いたので、自分の場合に当てはめてみてください。
1ページと 複数ページの 違い
1ページのサイトは、縦に長い1枚に情報を上から並べます。複数ページのサイトは、情報の種類ごとにページを分けて、メニューから行き来します。
| 1ページ | 複数ページ | |
|---|---|---|
| 見る人の動き | 上から下へ読み進める | 知りたいページを選んで開く |
| 向いている情報量 | 少なめ。全体を一度に見渡せる | 多め。種類ごとに整理できる |
| 情報を足すとき | 同じページが長くなる | ページを足す・ページの中に足す |
| 検索からの入口 | トップの1つ | ページごとにできる |
ページ数そのもので検索に有利・不利が決まる、とは言えません。違いは、分けると、サービスごとに見出しと説明を持ったページを用意できることです。「地域名 + サービス名」で探す人に、その答えだけが書いてあるページを見せられます。
1ページで 足りる 3条件
次の3つがそろっていれば、1ページで始める形が合いやすいです。サービスがいくつあるかは、それだけでは決め手になりません。
- 説明が短く済む: それぞれのサービスを数行で説明でき、作業の細かい条件や注意書きが少ない
- 料金を簡単に示せる: 「○○円〜」や短い表で足り、組み合わせや条件で料金が分かれない
- 見に来る人の目的がほぼ1つ: たとえば「頼めるか確かめて、問い合わせる」
開業したばかりで、まず信用できる窓口を1つ持ちたいときは、だいたいこの形です。
ページを 分けた 方がよい 3条件
反対に、次のどれかに当てはまるなら、分けることを考えます。
- 説明の量が増えた: 作業内容・所要時間・注意点などを載せると、1ページでは読みたいところまで長くスクロールすることになる
- 料金の条件が増えた: 組み合わせの割引、追加料金、時期による違いなどがあり、表で比べられるようにしたい
- 目的の違う人が来る: お客さま・採用の応募者・取引先が、それぞれ別のことを知りたい
事例やお知らせを足し続けたい場合も、置き場所を分けておくと、増やしてもほかの情報が埋もれません。当てはまるのが1つだけなら、その情報だけを別ページにする(2ページ)という分け方もあります。
同じ事業で 比較する 構成例
以下は架空の事業「そよかぜハウスクリーニング」(出張のハウスクリーニング、ひとりで営業)で組んだ構成のサンプルです。実在のお客さまの事例ではありません。
扱うサービスは、どちらもエアコン・浴室・キッチン・まとめての依頼の4つで、載せる情報も同じです。違うのは置き場所だけです。
1ページで 組む場合
| 並び順 | 載せる内容 |
|---|---|
| 1. 冒頭 | 屋号、何をしているか、対応エリア、問い合わせボタン |
| 2. サービスと料金 | エアコン・浴室・キッチン・まとめての依頼の、作業内容・所要時間・料金 |
| 3. 作業事例 | 作業前後の写真と、どこをどう掃除したか |
| 4. 選ばれる理由 | ひとりで伺うこと、使う洗剤、作業後の確認のしかた |
| 5. よくある質問 | 当日の流れ、準備しておくこと、駐車場、支払い方法、キャンセル |
| 6. 事業者情報・お問い合わせ | 屋号、代表者名、対応エリア、受付時間、フォームと電話番号 |
5ページに 分ける 場合
| ページ | 載せる内容 | 1ページ版のどこから来たか | 分けた理由 |
|---|---|---|---|
| トップ | 屋号、何をしているか、対応エリア、選ばれる理由、問い合わせボタン、各ページへの入口 | 1・4 | 「頼めるか」を決めるための情報だけを最初にまとめ、詳しい説明は各ページに整理する |
| サービスと料金 | エアコン・浴室・キッチン・まとめての依頼の、作業内容・所要時間・料金 | 2 | 4つの作業内容と料金を1か所の表に整理し、比べやすくする |
| 作業事例 | 作業前後の写真と、どこをどう掃除したか | 3 | 事例を足していく置き場所を分け、増やしてもほかの情報が埋もれないようにする |
| よくある質問 | 当日の流れ、準備しておくこと、駐車場、支払い方法、キャンセル | 5 | 依頼を決めた人が当日の前に読み返す情報を、1か所にまとめる |
| 事業者情報・お問い合わせ | 屋号、代表者名、対応エリア、受付時間、フォームと電話番号 | 6 | どのページからでも1回で行けるようにする |
見比べると分かるとおり、載せる情報は同じです。変わるのは、情報の置き場所と、増やすときの増やし方です。「ページを増やせば情報も増やさなければいけない」わけではありません。
この事業なら、作業内容と料金を細かく載せたい、事例を毎月足したい、と考えた時点で5ページ版が合ってきます。料金を「○○円〜」で示せば足り、事例も数件のままなら、1ページ版で十分です。
後から 増やす 場合の 確認点
1ページで始めて、あとで分けることもできます。そのときに困らないよう、作る段階で確かめておくことがあります。
- ページを増やすときの費用: 1ページごとの追加料金か、プランの変更か。いつから変わるか
- URL: 1ページ版の中の見出しへのリンク(
/#priceのような形)を名刺やSNSに載せていると、ページを分けたあとに行き先が変わることがある - 誰が分けるか: 構成の見直しまで頼めるのか、ページの追加だけなのか
- 問い合わせフォーム: ページを分けても、フォームと受付の流れは1つのまま使えるか
Webasyの プランに 当てはめる
webasy はページ数でプランが決まります(いずれも税別。初期費用はどのプランも5,000円)。
| プラン | ページ数 | 月額 |
|---|---|---|
| BASIC | 1ページ | 9,800円 |
| STANDARD | 2〜6ページ | 14,800円 |
| ADVANCE | 7〜12ページ | 19,800円 |
上の比較なら、1ページ版は BASIC、5ページ版は STANDARD です。13ページ以上は個別のお見積もりになります。公開後のページ追加や構成変更もご相談いただけます。追加費用やプラン変更の有無・適用時期は、変更内容を確認してご案内します。税込の金額と期間ごとの合計は料金と契約のきまりに、予算から考える場合は月額1万円前後のホームページ制作で何ができる?にまとめています。
ページ数の数え方は、載せる内容によって変わります。「これは1ページか2ページか」は、載せたいことを伺ってから決めます。個人事業・小さな会社向けの依頼の条件は個人事業・小さな会社の方へに載せています。
自社に 必要な ページ構成を 相談する
「載せたいのはこういう説明、料金はこういう決まり方、見に来るのはこういう人」という段階でご相談いただければ、1ページで足りるのか、分けたほうがいいのかを整理してお返しします。必要なページ数は「分からない」のままで大丈夫です。ご相談は無料です。



